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農業未来法 エガリム法〜フランスの給食を変えた法律

前回の投稿で、2022年からフランスでは学校給食の食材を最低20%オーガニックにしなければならない法律ができた、と書きました。それではその法律によって何がどう変わるのか、給食にかかわる部分だけを簡単にまとめたいと思います。
①持続可能で質の保証された食材を50%、そしてそのうち20%はオーガニック。
どのような基準で50%を選ぶのか?
:・有機農産物の認証をうけたもの(最低20%)
・「SIQO」という、原産地と質を保証する認証マークを受けた農産物(ラベル・ルージュ、AOP/AOC、IDP、STGなどがある)。またはHVEという環境への負荷の少ない方法で生産された農産物。いずれの場合も国や国が認可した機関によって定期的にコントロールが行われている
・持続的な漁法で採取されたことを示すエコラベルの付いた魚介類
・ヨーロッパ連合に属しているが、ヨーロッパ大陸外に位置する地域の農産物
・その他、国が定めた様々な条件を満たすエコラベルや認証を受けた農産物
②食堂利用者への情報開示
2020年1月1日より、食事を提供する法人は、上記の50%の持続可能で質の保証された食材に関する情報と、公正取引により輸入された農産物の積極的利用のための対策を、実際の掲示板かインターネット上で開示しなければならない。
③タンパク質の多様化と、ベジタリアンメニュー
大きな施設(一年を通して毎日200食以上)では、植物性たんぱく質の代用を含むタンパク質の多様化の多年計画を提出しなければならない。
試験期間として、2019年11月から2年間、すべての学校給食は週に一度、ベジタリアンメニューを提供するように努力しなければならない。(ベジタリアンメニューは魚介類や肉類を除くもので、タンパク質源として豆類に穀類、卵、乳製品を合わせるものが推奨される)
④プラスチックボトルと、プラスチック容器の使用禁止
2020年1月1日より、学校給食において水を提供する際のプラスチックボトルの禁止。また、すべての公共施設、民間施設、商業施設において、使い捨てプラスチック食器の使用禁止(有機分解やコンポスト化が可能なおプラスチックは除く):コップ、ストロー、カップのふた、トレイ、容器、アイスのカップ、皿・・・
2025年1月1日までに、学校給食、大学の食堂、または6歳以上の子供を受け入れる施設では加熱用、再加熱用、そしてプラスチック素材のものの使用をやめる。(住民2000人以下の地域は2028年とする。)
⑤食品ロスの対策
食品ロスの対策の義務は、公立と私立の学校給食に携わる者すべてが負っている。2019年10月29日の時点で、まだ対策を講じていない学校は、1年間で食品供給の段階からの対策を立て、実行する前から分析を始めなければならない。

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